【読み聞かせ絵本】13800000000ねん きみのたび

『13800000000ねん きみのたび』  作・絵 坂井治

138億年前、たった一粒の原子だった人間の歩みを「きみの思い出」としてたどっていくお話です。

原子や細胞のことをよくわからなくても、大きな宇宙と長~い時代の流れに引き込まれます。

原子から細胞になるまで、細胞から人間になるまでも、どんなに長いこと、どれだけ変身を繰り返したことか。長い長い命をつなぐ旅です。

「〇億年前」が続いて「〇千年前」まで来るとぐっと近く感じて、1900年になると全然最近じゃな~い!という感覚になります。

小さな子は絵を見て楽しみながら、高学年は自分が知っていることとつながる楽しさ、新たな発見があったりして面白いです。

一粒の原子だったころから現在まで、たくさんの危機や失敗を乗り越え、数々の夢や希望を叶えていまここに生きているのだと思うと、人生まだまだ面白いことがいっぱいありそうでワクワクします(*^^*)

読み聞かせ時間:約13分