赤い糸にもいろいろあるのです。

お地蔵さんの帽子ができたので、 今度はよだれかけを作っていました。

お地蔵さんのところに何度も行って、大まかに形を決めました。

紐と前部分を接続するところがとても難しいです。

できました。

実は帽子もよだれかけも、雪が降る前に付け替える予定でした。

手縫いではなくミシン縫いなのですが、下糸がすぐに引っかかる、切れる、その他ミシンの調子が悪くてなかなか進まなかったのです。

下糸の不具合の原因は、ボビンに傷がある場合があるそうなので、取り換えたり、巻き直ししました。

それでも改善されず部品を外してみると、糸がボビンケースに引っかかるのがわかったので、部品を取り寄せて変えました。

もう大丈夫だろうと再開したら、今度は上糸が切れる、突っかかる。布が送られない。

それでもだましだまし使って半分まで進みました。

そのあたりで上糸も下糸も芯が見えてきました。

ふと「少しもったいないけどどちらも捨てて新しい糸にしよう」と思い、予備にと買ったばかりの赤いミシン糸に変え、下糸も巻き直しました。

するとどうでしょう!!

するすると縫えるではありませんか!

そう、これがミシン!

これまでの手間と時間がウソのようです。

 

これで、ダメだったのは糸だとわかりました。

これまで使っていたのは長年裁縫箱に入っていたミシン糸です。

きっと劣化していたんでしょうね。

見た目ではわからないけど、ミシンという繊細な動きをする物にはささくれた古い糸が引っかかっていたんでしょう。

あったあった、もったいない、という思いと、ミシンに対する知識の無さで気づきませんでした。

 

全然違うものだなあ、と調子よく縫いながらハッとしました。

色だけよくても、状態が良くない場合があること。

その劣化が原因でうまくいかないことが起こり、次々と余計な不具合につながること。

問題のポイントがずれているから、時間もお金も手間も割増しになってもやり直しを繰り返し、結局スムーズにいかない。ミシンは悪くないのに疑ったりして・・・。

最終的には完成させたでしょう。でも、次にまた作ろうと思った時に、面倒に感じて止めてしまうかもしれない。

ダメな物は、だからダメなんだ・・・。

 

もちろん古くても良い物はあるだろうし、そもそも糸の種類が違ったのかもしれませんが、

今回の作業とミシンには、新しく用意した糸が合っていたということは間違いありません。

 

赤は災いから身を守ると言いますが、ご縁をつなぐ糸は赤。

その糸はどんな状態なのでしょう・・・。

赤いだけではダメだったのですね。

お地蔵さんから教えていただきました。