寺族の学び

昨日は4年ぶりに寺族学習会が行われたので宮城県宗務所に行ってきました。

今回の内容は「学んでみませんか~身近なお経~」。

曹洞宗で「寺族」とは主に住職の補佐という立場であって僧侶ではないので、お寺にいても仏教の全てに詳しいというわけではありませんから、このような勉強の場があることはとてもためになります。

今回はお経の種類や、よく読まれるお経の内容、意味、唱える場面、そして改めて曹洞宗の教義などを教えていただきました。

知れば知るほど、これらの教えに触れられていることが有難く感じられました。

最後に写経をしました。

短いけれどとても大切な4つの誓願「四弘誓願(しぐせいがん)」です。

講師先生から「皆さんが書かれたもの、これはお守りです。曹洞宗ではお守りは見えるところに置いた方が良いといわれていますので、ぜひ自分が見るところに飾ってください」とのことでしたので、さっそく自室に置いて、毎朝唱えることにしました。

このお経は「偈文(げもん)」といいますが、自分だけではなく人々とともに幸せに向かいたいという大乗仏教の特徴を表しているそうです。

寺族としてまだまだ学ぶことがたくさんありますが一つ一つ身に着けられるよう実践し、お会いする多くの方々とともに幸せに向かえるよう、仏の教えを伝えていきたいと思います。