花まつりです❀

今日4月8日はお釈迦様の誕生日、仏教では「降誕会」といい、お祝いをします。

去年は旧暦の5月に梅花講の皆様とお祝いの法要を行いましたが、今年は集まることができませんので、寺だけでいたしました。

梅花では『釈尊花祭御和讃』『釈尊花祭第一番御詠歌(歓喜)』『釈尊花祭第二番御詠歌(歓喜替節)』があります。お釈迦様の誕生を喜び讃える歌です。

その中で個人的に好きなのが歓喜です。

 

『釈尊花祭第一番御詠歌(歓喜)』

あなうれし 花の御園に みほとけの 生れし(あれし)良き日ぞ 讃えまつらん

 

お唱えを練習しながら、たくさんの人、動物、植物、生きとし生けるもの皆からこの世に誕生することを喜ばれたお釈迦様、そんなに歓迎されてすごいなあ、と想像していました。

去年お孫さんが生まれた講員さんが「あなうれし~」とご報告のラインをくださったとき、ああ、生まれるってなんて素晴らしいんだ!と花いっぱいの気持ちが沸き上がりました。

私たちは身内や知り合いだけでなく、テレビに映る見知らぬ人の子でさえも、生まれてくることに感動し、喜び、幸せな気持ちになります。

新しい命の誕生は喜びというエネルギーを授けてくださいますね。

お釈迦様の誕生を思い浮かべることから、誰もが唯一無二の大切な存在として誕生し、今生きていることが有難いことなのだと、改めて気づかされる降誕会です。

皆さん、生まれてくれてありがとう!