寺族(じぞく)って何?
2019年9月17日
寺族(じぞく)とは、曹洞宗ではお寺に住み、寺族得度を受け、寺族簿に登録された者です。
主な役割は、住職と協力して寺門の興隆・後継者の育成・檀信徒の皆さまと共に仏道に励むことです。
准教師資格というものがあり、通信教育とスクーリングでその資格を得ることができます。
私は24歳で得度を受け、准教師の資格は32歳で取得しました。

しかし、30代半ばまで勤めに出ていましたので、お寺のことはまだまだ学びの真っ最中です。
これからは寺族として学んだことも、わかりやすくお伝えしていきたいと思っています(^^)
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ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
准教師の資格を取れば、どういったことができるのでしょうか?
例えば、住職な代わりに檀務をするとか。
こんにちは。寺族です。コメントありがとうございます。
准教師の資格は、その寺の宗教法人の責任役員になれる、寺族対象の研修会に参加できる、梅花をする際に寺族として入講することができます(資格がないと進めません)。
それは、布教活動ができるということでもあります。梅花も布教活動のひとつです。
ただ、曹洞宗の場合は尼僧にならなければ住職の代わりの檀務はできません。(本堂の中心の大間内は修行を終えた者が入れる場所なので、修行に行っていない寺族は、そこでの檀務はできないのです)
わかりにくい返事でしたらすみません(^^;
お返事ありがとうございます。
梅花のほかにできる布教活動って何があるのですか?
ど素人ですみません。
寺族の場合、仏教を通じて知ったこと・感じたことなどを檀家さんや出会った方とお話したり共有することが布教だと思います。資格がなくてもできるでしょうが、良く知らなかったり後ろ盾がないと不安なことも確かですので、勉強して良かったです(^^)
なるほど
ありがとうございます。
自分にとってもプラスになるので、良いです(^-^)
こちらこそ聞いていただいて、ありがとうございます。