旅立ちの日

強烈な寒波で、福田寺も冷え冷えの1日となりました。

それでも早朝から四良次延命地蔵尊でのお参りの鐘が続いていました。

おひとりおひとりが、大事なお願い事のために足を運ばれたのだと思います。

梅花の『まごころに生きる』という曲にある「出逢いと別れを抱きしめて 生きてる今を愛してゆこう」という歌詞が

今日はなぜか頭の中で繰り返されました。

お寺にいますと、旅立ちの日に初めてお顔を知るということがあります。

それも出逢いであり、短い時間であっても何かの影響をいただいているのだと感じます。

別れはさみしいことではなく、お互いが次に進むスタートでもあるので、出逢えたことに感謝をして、行く人を晴れやかな気持ちで送りたいと思います。