憧れの「お濃茶」
先日は南三陸町のお寺で教区の寺族研修でした。
御詠歌の練習の後、寺族さんのご指導による茶道体験です。
去年もありましたが、今回も丁寧に教えていただきました。
その中で、長年気にかかっていた「お濃茶」をいただくことができました。
「お濃茶」、言葉だけは知っていて「お茶の世界の上品で素敵な響き」という夢の言葉のように思っていました。
なので、薄茶の後に先生が「それでは今回は、お濃茶を召し上がってみませんか?」とおっしゃったとき、とてもどきどきしました。
(聞いてはいたけど、体験は初めて!というときめき感、私にもまだあったのです。)
お濃茶は格式が高く、薄茶より甘みがあるお抹茶を使うそうです。(これまでいただいていたのが薄茶だったのですね!)
薄茶よりも抹茶の量を多く使い、どろりとした仕上がりでとても濃くて、お茶の味をじっくり味わうことができます。
濃厚ですが後味はさわやかです。
2、3人で回し飲みするもので、お作法も特徴がありました。
滅多にできない体験に感激しながら、一つ一つの持ち物や作法の意味、相手を気遣う心など、多くのことを学ばせていただきました。
日頃に生かしたいと思います。
お菓子ばしの「黒文字」のことなども教えていただきました。
知らないことがあるということは、知る楽しみがあるということ。
人生まだまだ楽しみが待っています(^-^)
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