住職40周年

昨日は曹洞宗で、住職勤続40年の表彰がありました。

福田寺では、智雄住職になってから40年の間に、四良次延命地蔵尊堂が建築され、45号線バイパスが作られるために山が開かれ、墓地の移転と区画整理、庫裡の改築、御本尊様の交代、杉の伐採等と、大きな事業が数々ありました。

40年のうち25年は会社勤めと兼業で、体調を崩すことも多く、娘としてはその姿に、本当によく乗りこえてこられたなあと思います。

そして、住職が40年というということは、寺族も40年補佐として勤めてきました。

先代の住職と寺族は早くに亡くなったので、住職が勤務のときは一人で寺を守らなければならないことと、3人の子育てと、慣れないお寺の行事へのプレッシャーや不安は、かなりのものだったと思います。

そのために、檀家さんや地域の方々、親戚にはずいぶん助けていただいたと聞いています。

必死で歩んできた日々だったと、2人はよく話しています。

40年という節目の年が、平成から令和に変わるときと重なりました。