たくあん和尚

漬物の中でもたくさんの人がよく食べている「たくあん」は、臨済宗の沢庵和尚が考案したという説があります。

曹洞宗の本山永平寺では、雲水の食事になるたくあん漬けを修行の一環として毎年12月に漬け込みます。

そういうわけで、和尚さんはたくあんを漬けることになじみ深いのかもしれません。

去年初めて3本のたくあん漬けを作った勇貴住職が、今年は10本で作ることにしました。

干してから約3週間、良い感じにしなっております。

去年の味を思い出しながら、配合を計算していました。

きっちりと図り、投入し

混ぜ混ぜ。

混ぜ合わせたぬかと干した大根を交互に桶に詰めていきます。

ぎゅっぎゅっと。

ちょうどいいくらいの量でおさまりました。

おもりを3つのせて、安置。

さて今回はどんな具合に漬かるでしょう。

材料のほとんどが大切な皆様から頂いたもので、出来上がるとお仏様へのお膳にも上がります。

1月後半には試食できるかもしれません。

もし機会があれば、お茶と一緒にたくあんを食べにお越しください(^-^)