俺、おれ、オレ、σ(゚∀゚ )オレ!詐欺

先週、登米市からオレオレ詐欺に関する注意喚起のメールが来ました。

なかなか無くならない詐欺。どんどん巧妙になっているので、注意も難しいようで….。

慌てる状況を作り込まれたとき、電話の声で、身内を判断できるのか!?と考えたとき、若方丈が修行に行っていたころを思い出しました。

 

修行では、上山した始めの100日は外部との連絡は一切とれません。

面会は100日過ぎても修行中はダメ、もちろん電話も禁止です。

なので、連絡はもっぱら手紙でした。

7ヶ月経って、そろそろ送行(そうあん・修行を終えること)という頃、携帯に電話がかかってきました。

「もしもし!オレだけど!」

「?どちらさまですか?」

「え、、、、、勇貴ですけど・・・」

「(;゚Д゚)!!!ごご、めん、わからなかった!」

「……。」

久しぶりの声、

携帯ではないし、登録していない修行先の電話番号ということで、受ける前に(誰から?)と思っているなか、

電話の声だけでは若方丈とはわかりませんでした。

わからなかったことに自分で大ショックを受けました。(いや、きっと本人の方がショックだったでしょう)

その時のことを思い返すと、やはり急な「オレ」に惑わされるのもわかります((( ;゚Д゚)))

まして、電話であまり話していないのなら、なおさら声はわかりません。

これからも注意が必要ですね。

そういえば、息子が携帯を無くして夜遅くに公衆電話からかけてきたときは、何度も自分の名前をフルネームで言ってました。(詐欺と思われないように必死だったのだと思います。)

そのときはとっさに家族しかわからないような質問をして、息子の答えを聞いて確認しました。

質問ができたのは、夜中にかかってきたということは何かあったのかも!と、冷静に対処しなければと思ったからかもしれません。

落ち着くのが一番ですね。

それにしても、騙されないように、と考えるのは悲しいです。

良い世の中にしていきたいですね。