修行と感染症対策

2020年4月17日

若方丈が現在の自粛生活について「今思えば、修業中は今と同じような生活だったなあ。」と修行時代を振り返って言いました。

食事の場所では言葉を発しない。自分の器を自分できれいにして自分のふきんで包む。

常に作務で建物の中も外も、使う道具も隅々まで清潔に保つ。

必要のないおしゃべりはしない。

就寝する部屋でも話をしない。

100日は外出禁止。

外部の人との接触はほぼ絶たれる、などなど・・・。

そういえば手紙も100日は禁止でした。

道元禅師が伝えてくれた修行、食事の仕方や日々の過ごし方、感染症対策に合っていると思います。

今命がけでウイルスと闘っている医療従事者の方々や、生活に必要な仕事に携わっている方々の負担にならないよう、私たちが今できることは感染を増やさないことで、

きんふくも今後必要とされるときが来るのか、それはどういうことでなのか今はわかりませんが、いつでも多くの人の力になれるように、体だけでなく心も元気でいなけれと思います。