転衣(てんえ)とは

若方丈は瑞世をして、和尚になり、僧籍登録を受理され、色のついた袈裟を着けることを許されました。

これを「転衣(てんえ)」といいます。

ということで、今はこのように着ています。(↓これは木蘭(もくらん)。違う色もあります)

色のついているのが「袈裟(けさ)」、黒い部分は「衣(ころも)」です。

お袈裟は衣の上に着けます。

衣も色のものもあります。

袈裟も衣も、色や模様など、着られるようになる段階がきちんと決められています。

袈裟や衣の色によって、和尚になって僧籍登録されているのかどうか、どれくらいの階級なのかわかるんです。

知れば目で見て分かりやすい、和尚さんの世界です。