今がどんなにさむくても、次の季節は必ずやってくる。

とても冷えた朝からうって変わり、日差しが暖かくなりました。

地面を見るとちょこちょこと頭を出している、これは水仙です。

植物は芽を出すときにものすごいエネルギーを使うそうです。

この水仙もこのときまで、エネルギーを一生懸命つくって蓄えてきたんでしょうね。

草花がスカッと無い凛とした冬の境内も気持ち良かったのですが、1つ色が見えると、次々探したくなるものですね。

 

気温が例年通りでなくとも、雪が降らなくとも、冬は冬、春は春で順番にやってきて、植物もいつもの順番に出てきます。

寒ければ凍り、日が差せば溶けるように、自然はいつも変わらずに当たり前の姿であり続けています。

それに逆らおうとすると、辛いし、後からしわ寄せがきてしまいます。

でも、逆らいたくなる気持ちも自然なもので、後からしわ寄せのような変化がくるのも自然なことかもしれません。

それもまたずっと続くのではなく、次の時・姿に変化します。

 

今ある出来事があなたの苦しみではなく、乗り越えるために動いた経験があなたの力になると知ることができますように。