平穏な心がもたらすこと

昨日は第15教区寺族会研修会でした。(第15教区は南三陸町、津山町、十三浜の曹洞宗寺院の集まりです。)

参加者10名で、らららホールでの「禅をきく会」へ行ってまいりました。

始まる前の様子↓。今回は古今亭菊千代師匠のお話で、高座があります。

テーマは「平和でなければ 落語は笑ってもらえない」でした。

語りのプロであっても、落語をするにはさまざまな難しい場面があったことをお話しされました。

受け入れられる心の状態と、話す側の心の状態がいかに大切かということです。

落語やお笑いに限らず、日常にも多くあてはまる事で、平穏な心、それをつくる「平和」というものがどれだけ貴重なものであるか、考えさせられました。

 

では「平穏な心」を保つにはどうしたら良いでしょうか?

それが、「禅」の実践だと思います。

今ここにいる自分に目を向けて受け入れること、心が揺れそうになったらまた自分を見つめること。

そして「今」を丁寧に過ごすこと。

すると、これまで気づかなかったことに気づき、見えなかったものが見えてきます。

わからなかったことがわかってきます。

わかると心が揺れにくくなります。

穏やかな心は周りに影響して、ひろがって、平和になるのだと思います。

平和な世界をつくるには、まずは私から。

そして、あなたから。

大事に今を生きていきたいですね。