通信制という学びの環境

2019年5月7日

勉強する環境がずいぶん変わってきていますね。

昔は、毎日通学して学校で勉強する、というのが当たり前でした。

今は、これまでの通学制はもちろんですが、単位制、通信制や、定時制や夜間学校とも違う午後からの登校など、自分に合わせて選べる学習環境ができています。これまでの「普通の学生生活」というような考え方も変わってきていると思います。

学校に行けない期間があった人や、後からになって勉強したいことが見つかった人、就いている職業に必要なことに気づいて勉強したいと思い始めている人がいるかもしれません。そういう誰かの参考になるかもしれないので、選択肢の一つとして、通信制大学に在学中の私が感じていることを書いておこうと思います。

通信制も、通学制の大学と同じようにレポートや試験で単位を取るのですが、毎日通学するわけではないので、今いる場所で、働きながら、または体調が悪いような場合でも自分のペースで勉強を進めることができます。

先生への質問はメールでしたり、大学側からのサポートも結構あります。

ただ、ひとりで勉強しなければならないので、誰かと相談したり、分かち合ったりというのが難しいので挫折しそうになることが多いです。

目標があって、それを達成する意思がしっかりしている人向きだと思います。

自主学習だけでなく、講義(科目によって8~16コマ)を受けることもできます。私が入ったところは、大学で受けるスクーリングと、パソコンで受けられるオンデマンドスクーリングがあります。

スクーリングは科目によって2~3日間です。実習や演習などの場合は話す機会もありますが、そうでなければ毎回ほとんど知らない人ばかりなので、私の場合は2日間一言も話さないで帰ってくることがほとんどです。コミュニケーションをとったりするのが苦手だったり、私のように気になることが周りにない方が集中できる人には、持ってこいの環境です。

パソコンで講義を受けるオンデマンドスクーリングは、パソコン環境さえあれば、自宅でも出先でも受けることができます。受講料だけで交通費なども気にしなくていいですし、夜や休日など集中して時間が取れる人や、ネット動画などに集中できる人には良いかもしれません。(スケートの羽生結弦くんが早稲田の通信制でパソコンスクーリングを受けているのがTVで話題になったことがありましたね。)

残念ながら私にはオンデマンドは合いませんでした。在宅仕事では休みの区切りがなく、仕事と家事、来客などで度々中断してしまうので、頭の切り替えができないとか、気になることがたくさんできてしまう人には難しいです。なので私は、月1~2回ほど週末にスクーリングに通いました。頭をしっかり切り替えられるので、良かったと思います。

あとは、できるときにコツコツと本を読んでレポートを書いています。

4年で124単位とれれば卒業できますが、なかなか仕事や家庭との両立が難しくて卒業が延びる人もいます。それはそれで、ゆっくり進んでも学びたいんだから良いんだ、というゆとりが持てているような雰囲気があります。(こう書いている私も今は4年目で、目標は今年度の卒業ですが、若干、大丈夫かな!?とひやひやしながらいます(^^;)

通信制大学について書きましたが、高校も通信制はだいぶ増えているようですね。

もちろん、順当に通学で通える人はその方が良いと思います。学生生活で経験することにだいぶ違いがあるので。

ただ、何歳になっても、勉強したいと思った時は、自分の中に次のステップに進みたいという気持ちがあるということなので、その気持ちを活かせるところを探してほしいなあと思います。