私の頭の中,あなたの頭の中

2019年4月5日

私の頭の中は、いつも忙しいです。

見えているもののことはもちろん、現在過去未来、自分のこと、誰かのこと、いろいろなことについて考えています。

周りの刺激があるとさらにそこから考えることが増えるので、勉強や何かをまとめなければいけないときには、それだけに取り込める環境を作らないとなかなか進めません。

「気が散る」というよりは、気を集中するところが増えるので大変というか。。。

材料が増えてしまって、整えることにものすごく時間がかかるのです。

それなので、やっと整い始まる糸口が見えたときに、途中で中断することはとても苦しいです。

ここで止まってしまうと、またいろんなことが入ってきて、時間がかかってしまうからです。

 

みんなそういうものだと思っていましたが、最近若方丈と話してみて、そうではない人もいるということを知りました。

なんと、何も考えていないとき(無)のときがあること、何かをしているときはそのことだけを考えることができるということ。

それを聞いたとき、在家から突然僧侶になった若方丈と、お寺に生まれ育ったけど僧侶にならなかった私の違いが、ここにあるような気がしました(^^;

私は何も考えないようにするには「何も考えないように、何も考えないように・・・」と考えてしまいます。

そしてそこから「何も考えないとはどういうことか?」と考えてしまいます。

無の境地にはなかなかたどり着けません。

若方丈に「どうしたの?」「何を考えてるの?」としょっ中聞かれます。

私は何かを考えていることが当たり前なので、聞かれたときに「どうもしてないよ」と答えますが、1つではなく、いろいろなことなので、そのたびに変化するのを感じるんでしょうね。

これが私の頭の中です。

注意散漫だと思われるかもしれませんが、私自身はその言葉は合っていないと思います。

あなたの頭の中はどうですか?

 

↓若方丈作「ふきごま」

折りがみの本を見て、若方丈は6枚の組み合わせでこれが出来上がるなんて面白そう!と思って選んだらしい。

私には作る工程が複雑そうで難しそうと感じるので選ばないです。

面白いと思うことも人それぞれですね。