梅と道元禅師ときんふく

梅の花ことばは「気品」「高貴」のほか、「忍耐」ともいわれます。

春になる前の寒いときにつぼみを持ち、まだ風は冷たさが残る中、美しい花を咲かせる姿から来ているのだと思います。

曹洞宗を開かれた道元禅師さまは、梅の花がお好きだったそうです。

書物には、梅の花からの教えも書かれています。

そういったことから、曹洞宗の御詠歌は「梅花流」と名付けられました。

 

また、梅には道知辺(みちしるべ)という種があります。

道知辺は、香りが強く、暗い夜道でも行く先がわかるように香ることからそのような名がついたそうです。

きんふくのスローガンに「幸せへの道しるべ」とありますが、

きんふくは、人生の中での迷いや苦しみという闇の中で悩んでいる方の、明るい未来への行く先を照らす「道しるべ」としての存在でありたい、という思いからのものです。

 

見た目はやさしくて、輪郭はしっかりとした梅の花。

咲いているのを見ると、思い浮かべる人がいるかもしれませんね。