ろうそくの火消し

若方丈が修行から帰ってすぐの頃、びっくりさせられたのが、ろうそくの火を指でつまんで消すようになっていたことです。

お仏様の前のろうそくは、息を吹き掛けて消してはいけません、と子どもの頃教えられませんでしたか?

お仏様に息をかけるのは失礼だからです。

だから消すときはろうそくの火消しか、手でさっとあおいで消していたのですが、

そもそも風をかけることが失礼だということと、修行中はろうそくの火消しを使うほどの時間もないため、指で火の根本をピッとはさんで消すのだそうです。

ロウが飛び散ったりすることも防ぐのでしょうね。

戻ってから2年経った今は火消しを使っています(^^)