【読み聞かせ絵本】３匹のかわいいオオカミ

2019年2月23日

『３びきのかわいいおおかみ』文・ユージーン・トリビサス絵・ヘレン・オクセンバリー訳・こだまともこ冨山房

3匹のかわいいオオカミが、母親から離れて生活するためにお家を建てるのですが、何度も悪いおおぶたが壊しに来てしまいます。このおおぶたが悪いのなんのって、何度もやってきます。それでも３びきのかわいいオオカミはどうしたら安心できるお家ができるのかと、何度も作り替えます。

「３びきのこぶた」を知っていると知らないとでは受け止め方が違うかもしれません。どちらにしても新鮮で、小さな子はもちろん、高学年や大人も楽しめます。

読み進むと、ザワザワしてきて、ええ～！とおどろいて、次第に笑い声が聞こえてきます。

終わるとほっこりした笑顔になること間違いなし(^-^)

昔話では悪者であることが多いオオカミだけど、この絵本では、新しい見方、考え方を教えてくれました。

固定された概念が崩されて、新しく組み直されるような感覚です。