読み聞かせ絵本「おしゃべりなたまごやき」

『おしゃべりなたまごやき』作・寺村輝夫 画・長新太 福音館図書

王様がいたずらをしたら大変なことになってしまって、知らんふりしていたんだけど、思いもがけないことでばれちゃった!というお話。

実はこの本を息子に読んでいたころ、自分自身のことと子育てとに悩んでいて、すべてにうまく向き合えなくて、疲れているので、言葉が多い長い本を読んだら早くねむくなるんじゃないかな?!という思いで選んでいました。

ところがこの絵本、テンポは良いし、王様の行動は気になるし、あちこち動き回ってる気分になるしで目が覚める。

読んでる方もだんだん舌が調子に乗ってきて「テレレッテ トロロット プルルップ タタター」とラッパが鳴るのが楽しくて、気分ノリノリになってしまう。

結局眠くならず、読み終わったら「もう一回読んで!」となる絵本でした(^▽^)

やってしまったことはごまかしても後で必ずわかっちゃうから、隠さないで早めに対処した方が良いんだよー、ということを話したりしました。

今表紙を見ても楽しい時間を思い出す、元気をくれた本です。

読み聞かせ時間:約13分。

おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)